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自動車整備士

自動車整備士の仕事の良いところ・悪いところ

自動車整備業界に勤めだして5年が経過しました。

右も左もわからないところからのスタートでしたが何とか1人で仕事を完結できるようになってきた感じです。

仕事の中でも自動車整備士と言えば「きつい」」「汚い」「危険」3Kと言われています。

世間的には結構きつい仕事のイメージがあるようです。

自動車整備士として勤めて得た経験や、整備業界の本音についてシェアしていきたいと思います。

自動車整備士の良いところ

きつい仕事のイメージがあると言っても、すべてがすべて悪いわけではありません。

仕事自体にやり甲斐のある要素もあります。

私が思いつく整備士の仕事のいいところは以下の5つです。

  • 顧客に感謝されること
  • 未経験でも国家資格である整備士免許の取得が可能
  • 車の知識・整備の技術が向上したときの喜び
  • 自分や知人の車やバイクに整備費を安くできる
  • 需要があるため潰しがきく

それぞれについて深掘りしてみていきましょう。

顧客に感謝されること

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、

お客様の愛車を修理してお返ししたときに感謝されることは、やっぱりうれしいことですね。

どんな仕事でも同じだと思いますが、自分の仕事を感謝されることにはやりがいを感じる瞬間です。

未経験でも国家資格である整備士免許の取得が可能

自動車整備士と勤め始めて5年が経過していますが、こんな私は国家資格である自動車整備士の資格を持っています。

自動車整備士の資格は基本的に自動車専門学校を卒業しなくては取得ができません。

 

しかし、無資格の状態でも1年の実務経験を積めば自動車整備士3級の試験を受ける権利が生まれるのです。

専門学校は2年間で約200~300万円ほどの学費が掛かります。

 

自動車整備士になる前は全くの畑違いの仕事をしていたので、車の整備は全くのド素人でした。

でも、勤めだして1年が経過してから自動車整備振興会の講習に通い、国家試験を合格し整備士3級の国家資格を得ることができました。

講習期間は6か月、講習にかかった費用は7万円ほど、コスパはいいですね。

 

さらに、実務経験を積めば、自動車整備士2級、検査員の資格まで取得することが可能なんですね。

休みの日に講習に通うのは結構大変ですが、働きながら国家資格取れるのは自動車整備のいいところです。

 

車の知識・整備の技術が向上したときの喜び

自動車整備のは経験が命。

故障の原因を見つけたり、修理をするのも色々な知識と経験が必要です。

車の故障やトラブルは車ごとにも少しづつ変わってきます。

 

最初のころは何が何だかわからなかったり、どう対処していいのかも全く分かりませんでした。

でも、経験を積むことで知識とつながり、技術として再現することができるようになります。

さらに、色々な車や違った故障個所にも応用がきくようになり、仕事の幅も広がることに喜びを感じますね。

 

少し前までは修理で預かった車をお客様に返すまで結構な時間がかかっていました。

色々な経験を積むことで、さらに知識と技術も向上し、1つの仕事を完結するまでも時間も短くなりました。

1人で仕事を完結することで、生産力がついたと感じることもできます。

自分や知人の車やバイクに整備費を安くできる

自動車整備士であれば修理や車やバイクにかかる費用を安くすることができます。

故障や車検、名義変更などにかかる工賃や手数料って結構高いですよね。

 

自分で修理や車検をすることができれ、車やバイクにかかる費用は限りなく抑えることもできます。

仕事柄、「お金がないから車検を通さずに廃車にする」ということを聞きますが、自動車整備士から見ればもったいないとしか思いません。

また、家族や友人の車やバイクの修理や車検も安く済ませることができますね。

自分で車検に必要な点検も手続きも済ませることができるので、車検のと支払いが憂鬱なんてことはないですね。

需要があるため潰しがきく

車の整備は潰しがきく仕事です。

自動車整備業界ってかなり転職率が高い仕事。

転職先は他の業種を選ぶこともありますが、ヘッドハンティングされることもあります。

 

外注先に転職したり、他の自動車整備工場に転職するのもかなりの融通がききます。

持っている整備士免許としっかりとした技術をアピールすることがあれば、車業界に勤めることはイージーです。

 

さらに、技術と経験があってすぐに業務に生かせる仕事力があれば転職してすぐに役職に就くことも可能ですね。

ただ、知識0、技術0ならどこの自動車業界に転職しても平社員からのスタートは間違いありませんが。

自動車整備士の悪いところ

デメリットをあげたらキリがないですが、個人的に伝えておくべき整備士の悪いところは以下の5つです。

  • 給料が安い
  • 仕事がきつい・汚れる
  • 仕事で危険が伴う
  • ブラック企業が多い
  • 地方では廃業する工場が増えている

それぞれについて深掘りしてみていきましょう。

給料が安い

自動車整備業界は全体的に低賃金というイメージがあると思います。

ほとんどの自動車整備にかかわる仕事のお給料は他の業種に比べると低いと思います。

 

町工場のような整備工場やディーラーなんかでもあまり大差はないようですね。

某ディーラーの求人募集の情報を見ましたが、小さな整備工場よりも給料が少ないなんてことも。

初任給が手取り20万円を超える所は少ないでしょう。

仕事量、作業量は増えてもお給料はスズメの涙ほどしか増えません。

ひどいところになると、いくら仕事、技術を覚えても昇級できないなんてこともあります。

 

仕事がきついわりに給料が見合わないと退職する人も少なくはありませんね。

独り身の立場であれば気にならない人もいるようですが、家族を養うとなると結構きついお給料です。

 

仕事がきつい・汚れる

自動車整備の仕事柄、工具や機械を使うこともあって力仕事な所も結構あります。

 

タイヤの取り外しなんかは人力です。

貨物車なんかのタイヤ交換なんかは最悪ですね。

タイヤ自体が重い上に、タイヤが硬い。

簡単に交換しているように見えますが、かなりの重労働です。

 

30歳以上年上の先輩と一緒に仕事をしていますが、体力的にはきつそうですね。

 

また、オイルなどの油の汚れはなかなか取れません。

作業工程が多い仕事をすればするほど、手や作業着は真っ黒に。

冬場なんかは、手がカサカサになるのは当たり前ですね。

 

預かった車が汚いなんてこともしょっちゅうです。

ホコリや油汚れは我慢できますが、車内に食べ残しや人が出した汚れは生理的にきついものです。

そんなお客さまに限って、サービスできれいに洗車してなんてこともよく言います・・・

 

仕事終わりに友達と予定があるときは、一度帰ってシャワーに入ってからじゃないとまず無理ですね。

仕事で危険が伴う

車の整備と言っても、相手は鉄などの金属の塊です。

車をリフトアップしているところからの落下事故や、工場内での車同士の事故もたくさん見てきました。

乗っている分には快適な乗り物なんですが、扱いを間違えるとケガや事故につながります。

 

私も一度、右手の小指が骨が剝き出しになる事故を経験しています。

命に関わる事故が起きる可能性も0ではありませんね。

 

車の下にもぐって作業をしているときに地震が起きたりなんて考えるとゾッとします。

ブラック企業が多い

私が務めている整備工場も以前はブラック企業でした。

定時は17時半、でも会社を出るのは22時半。

繁忙期は24時を超えるのは当たり前、でも残業代は0円。

 

最近は、経営方針が変わり退社時間はかなり早くなりました、でもいくら残業しても残業代は出ません。

ほとんどの整備工場はこんな感じです。

 

さらに、「新人のころは仕事を覚えるために残業は当たり前。」と刷り込まれていました。

残業して仕事を教えてもらえると思いきや、待っていたのはただの雑用です。

オイルの補充や洗車、廃棄物の片づけなどがほとんど。

仕事と言えば仕事なんですが、就業時間内にその内容の仕事は組み込まれていません。

ほとんどの自動車整備工場は残業は当たり前でしょうね。

 

地方では廃業する整備工場が増えている

小さな町工場のような自動車整備工場はほとんど仕事がなく廃業している時代。

若者たちの車離れや、車の性能が上がったことで、整備業界の仕事は限りなく少なくなっています。

愛車をいつまでも乗り続けるなんて時代は終わりました。

また、車の性能が良くなったことから消耗部品の交換も減り、故障することも少なくなってきています。

 

そんな周りの整備工場を見ていると、自分が働く整備工場もいつ仕事が減っていくのか不安になりますね。

自動車整備士の仕事に対する本音

整備業界に就職する理由は様々です。

車が好き、ものを作ったりいじるのが好き、仕事として選んだなどいろいろな理由があります。

 

私が整備業界に入った理由は、車が好きなんてことはなく働くために勤め始めました。

好きこそ物の上手なれと言うことわざの通り、車が好きでないとスキルアップもなかなか難しいですね。

車が好きで入社した人間を何人も辞めていくのも見ています。

 

そんな私が整備業界に5年以上も勤めることができているのは、車ではなく作業が好きになったからです。

色々な作業を身に着け、効率性や再現性を考えることで仕事が少し楽しくなったことがが自動車整備を続けている理由です。

 

でも、毎月支給されるお給料は少しづつ上がっているものの微々たるもの・・・

退職までに稼ぐことができる金額を計算すると、好きな車を新車で買うことはまず難しいですね。

 

日産自動車とSUBARUの工場で、車両の安全性をチェックする「完成検査」を、無資格の従業員が行っていたことも整備業界が抱える闇ですね。

資格を持っている整備士が圧倒的に少なくなっていることがこの事件の背景にあると思います。

働きながらでも資格を取得できることが自動車整備士のいいところでもありますが、新入社員をそこまで育てるのがかなり難しいんですね。

最後に

自動車整備士と言う仕事は自発的に行動していかないと変化なく、ほとんどの整備士は10年たっても同じ内容の仕事をしているんじゃないでしょうか。

自身で他の整備士と差別化がはかれるような知識や技術を付けないとこの整備業界で生き残るのは難しいと考えています。

副業禁止にしている整備業界がほとんどだと思いますが、いざというときのために整備以外のスキルも身に着ける必要があると考えています。