トヨタ アリオンのエアコンフィルターの交換方法と手順

暖かかい時期になると、車のエアコンは欠かすことができません。

「エアコンをつけたけど何だか様子がおかしい？」

車のエアコンも故障することがよくあります。

暑くなってからではもう手遅れ。

そんなエアコンの故障を予防することができる簡単なメンテナンスはエアコンフィルターの交換です。

トヨタの乗用車のエアコンフィルターの交換はいがいと簡単です。

今回はトヨタのアリオンのエアコンフィルター交換について紹介していきたいと思います。

トヨタ アリオンに用意するエアコンフィルターの種類

トヨタのほとんどの乗用車にはエアコンフィルターが搭載されています。

さらに、このエアコンフィルターは意外と簡単に交換することができます。

車の年式と車体番号が分かれば、適合するエアコンフィルターを選ぶことができます。

トヨタのアリオンのエアコンフィルターはカーショップや通販で購入することもできます。

エアコンフィルターの役割

エアコンフィルターの役割はエアコンに取り入れる空気に含まれるゴミやホコリを取り除くこと。

エアコンフィルターの種類によっては、花粉や水分も取り除くことが目的に作られたものもあります。

 

車のエアコンの機器にゴミやホコリが入ると故障の原因になったり、嫌な匂いの原因になるので定期的に交換は必要です。

エアコンフィルターの種類

エアコンフィルターの種類は大きく分けて３種類。

1.エアコンフィルターの種類にはゴミやホコリを取り除くために細かい網の目になている普通のもの。

2.エアコンフィルターに炭が混ぜられていて、車内の匂いを吸収してくれるもの。

3.エアコンフィルターにワサビの成分が使われていて、消臭と除菌があできるもの。

１のエアコンフィルターは一般的なエアコンフィルターです。

家庭のエアコンフィルターと同じように細かい網の目になっていて、エアコンに取り入れる車内の空気に含まれるゴミやホコリを取り除きます。

また、花粉やPM2.5なども取り除いてくれる種類のものがあります。

2層式になっているものもあり、ほとんどのゴミやホコリを取り除くことできます。

一般的な交換基準は１年、10000km。

値段は1000円～2000円程度。

2のエアコンフィルターは1のエアコンフィルターに炭が混ぜられたものとうイメージです。

ゴミやホコリを取り除くことと、また炭の消臭効果により車内の嫌な匂いを吸収してくれます。

ペットの匂いや、タバコの匂いが気になる車におススメ。

 

一般的な交換基準は１年、10000km。

値段は1500円～2500円程度。

3のエアコンフィルターは1のエアコンフィルターにワサビの成分が混ぜられたもの。

また、エアコンフィルター自体にワサビのフィルターを後付けするタイプのものもあります。

ゴミやホコリを取り除くことはもちろんのこと、ワサビの抗菌作用で雑菌やバクテリアの繁殖を防ぐ効果があります。

エアコンの嫌な匂いのもとになるのが、エアコンについたゴミやホコリを雑菌やバクテリアが食べて出した糞の匂い。

そのエアコンの嫌な匂いのもとにある雑菌やバクテリアの繁殖を防ぎます。

湿気の多い時期や、大人数が乗ることが多い車におススメ。

一般的な交換基準は１年、10000km。

値段は1500円～3000円程度。

エアコンフィルターは車の消耗品の１つ。

エアコンフィルターを交換しないとエアコンの故障の原因になったり、嫌な匂いの原因になります。

また、エアコンに嫌な匂いがついてしまうと、エアコンフィルターを交換してもエアコン自体が匂いの原因になっているため嫌な匂いが取れません。

定期的に交換することはもちろんですが、早めの交換が大切です。

 

エアコンフィルターは値段もそれほど高くなく、1500円～3000円ほどですね。

１年に２回交換してもオイル交換１回と同じ値段くらいです。

 

また、トヨタのアリオンなら簡単に交換することもできます。

エアコンフィルターの種類ですが、安い物でも十分です。

高いエアコンフィルターを使って交換頻度を少なくするよりも、安いエアコンフィルターを小まめに交換するほうがいいですよ。

エアコンフィルターの交換方法と手順

トヨタのエアコンフィルターの交換は簡単です。

カーショップや整備工場でエアコンフィルターを交換すると結構な値段がしますよね？

その値段の内訳は、部品代と交換工賃です。

例えば、2000円のエアコンフィルターと交換工賃2000円で合計4000円ほどになります。

 

カーショップや整備工場に4000円も支払うのであれば、自分で2000円のエアコンフィルターを購入して交換するほうがお得ですね。

トヨタのアリオンのエアコンフィルターは交換が簡単なので、交換方法と手順について紹介していきたいと思います。

1.グローボックスを取り外す。

トヨタのアリオンのエアコンフィルターがついている場所は助手席側のグローボックスの裏。

エアコンフィルターを交換するには、このグローボックスを取り外す所からはじめます。

トヨタの乗用車のグローボックスにショックを吸収してくれる「ダンバー」という部品がついています。

このダンバーはグローボックスが勢い良く開くのを防ぐ役割です。

ダンバーはグローボックス左側についているので、まずグローボックスからダンバーを取り外します。

ダンバーが外れれば、グローボックスを取り外すことができます。

グローボックスの左右に爪がついているので、爪の部分を手前に持ってきて支点の部分を取り外すとグローボックスが外れますね。

2.エアコンユニットのフィルターカバーを取り外す。

グローボックスを取り外すとエアコンユニットが丸見えになっています。

エアコンユニットは手前にカバーがついているので、「Ｒ」の文字を目印に左から外せば簡単に外すことができます。

3.エアコンフィルターを交換する

エアコンユニットのカバーがは外れれば、エアコンフィルターが丸見えになっていますね。

エアコンフィルターを手前に引くと簡単に取り外すことができます。

後は古いものから新しいエアコンフィルターに交換するだけ。

エアコンフィルターを取り外す前に、「つき方」と「向き」を確認しておきましょう。

取り外した古いエアコンフィルターと新しいものを比べて、大きさや厚みが同じか確認することも大切です。

互換性があるエアコンフィルターだと確認が取れればついていた位置にそのまま入れるだけでＯＫです。

4.フィルターカバーとグローボックスを取り付ける。

エアコンフィルターの交換が終われば後はエアコンユニットのカバーとグローボックスを取り付けて完了です。

エアコンユニットのカバーは「Ｒ」と反対に右から差し込みます。

エアコンフィルターがきちんと入っていないとカバーが上手くつきません。

取り付けに違和感を感じたら、エアコンフィルターの位置の確認をしましょう。

 

エアコンユニットのカバーがついたら、グローボックスを取り付けます。

グローボックスを支点のところから差し込み、左右の爪を奥に押し込んだらダンバーを取り付けて完了です。

初めてだとダンバーの取り付けが少し難しく感じますが、手順通りにすれば簡単にできます。

まとめ

・トヨタのアリオンのエアコンフィルターは大きく分けて３種類ある。

普通の網の目のタイプ、フィルターに炭が混ぜられているもの、フィルターにワサビの成分が混ぜられているもの。

・トヨタのアリオンのエアコンフィルターの交換方法と手順は簡単。

ダンパーとグローボックスを外して、エアコンユニットカバーを外し、エアコンフィルターを交換すればＯＫ。