暖かい時期になると車内の温度は外気温よりも高くなります。
5月頃から車のエアコンを使い始める人も多いんじゃないでしょうか?
車内のエアコンにも家庭のエアコンと同じようにエアコンフィルターがあります。
このエアコンフィルターは車の部品のなかでも消耗品。
エアコンフィルターは車の部品の1つですが、車種や種類によっては意外と簡単に交換することができるのです。
今回はスズキアルトのエアコンフィルターの交換について紹介していきたいと思います。
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スズキ アルトに用意するエアコンフィルターの種類
現行のほとんどのスズキのアルトにはエアコンフィルターがついていて交換が可能。
家庭のエアコンと同じように取り外しができ交換することができます。
そのエアコンフィルターですが、簡単にカーショップや通販で購入することができるんですよ。
また、エアコンフィルターの種類も豊富で色々なものがあります。
車の年式と車体番号が分かれば、適合するエアコンフィルターを選ぶことができます。
エアコンフィルターの役割
エアコンフィルターの役割はエアコンに取り入れる空気に含まれるゴミやホコリを取り除くこと。
エアコンフィルターの種類によっては、花粉や水分も取り除くことが目的に作られたものもあります。
エアコンフィルターの種類ごとに性能は変わってきます。
エアコンフィルターの種類
エアコンフィルターの種類は大きく分けて3種類。
1.エアコンフィルターの種類にはゴミやホコリを取り除くために細かい網の目になている普通のもの。
2.エアコンフィルターに炭が混ぜられていて、車内の匂いを吸収してくれるもの。
3.エアコンフィルターにワサビの成分が使われていて、消臭と除菌があできるもの。
1のエアコンフィルターは一般的なエアコンフィルターです。
家庭のエアコンフィルターと同じように細かい網の目になっていて、エアコンに取り入れる車内の空気に含まれるゴミやホコリを取り除きます。
また、花粉やPM2.5なども取り除いてくれる種類のものがあります。
2層式になっているものもあり、ほとんどのゴミやホコリを取り除くことできます。
一般的な交換基準は1年、10000km。
値段は1000円~2000円程度。
2のエアコンフィルターは1のエアコンフィルターに炭が混ぜられたものとうイメージです。
ゴミやホコリを取り除くことと、また炭の消臭効果により車内の嫌な匂いを吸収してくれます。
ペットの匂いや、タバコの匂いが気になる車におススメ。
一般的な交換基準は1年、10000km。
値段は1500円~2500円程度。
3のエアコンフィルターは1のエアコンフィルターにワサビの成分が混ぜられたもの。
また、エアコンフィルター自体にワサビのフィルターを後付けするタイプのものもあります。
ゴミやホコリを取り除くことはもちろんのこと、ワサビの抗菌作用で雑菌やバクテリアの繁殖を防ぐ効果があります。
エアコンの嫌な匂いのもとになるのが、エアコンについたゴミやホコリを雑菌やバクテリアが食べて出した糞の匂い。
そのエアコンの嫌な匂いのもとにある雑菌やバクテリアの繁殖を防ぎます。
湿気の多い時期や、大人数が乗ることが多い車におススメ。
一般的な交換基準は1年、10000km。
値段は1500円~3000円程度。
エアコンフィルターは車の消耗品の1つ。
エアコンフィルターを交換しないとエアコンの故障の原因になったり、嫌な匂いの原因になります。
また、エアコンに嫌な匂いがついてしまうと、エアコンフィルターを交換してもエアコン自体が匂いの原因になっているため嫌な匂いが取れません。
定期的に交換することはもちろんですが、早めの交換が大切です。
エアコンフィルターは値段もそれほど高くなく、1500円~3000円ほどですね。
1年に2回交換してもオイル交換1回と同じ値段くらいです。
また、スズキのアルトなら簡単に交換することもできます。
エアコンフィルターの種類ですが、安い物でも十分です。
高いエアコンフィルターを使って交換頻度を少なくするよりも、安いエアコンフィルターを小まめに交換するほうがいいですよ。
エアコンフィルターの交換方法と手順
スズキのアルトのエアコンフィルター交換は簡単。
家庭のエアコンフィルターを取り出すことができれば同じように交換することもできるでしょう。
エアコンフィルターの交換でも整備工場やカーショップでは「交換工賃」が発生します。
「交換工賃サービス!!」なんてうたい文句がある車屋さんでもエアコンフィルター自体が高いことも。
スズキのアルトなら簡単に交換することができるので、交換方法と手順について紹介していきたいと思います。
1.グローボックスを取り外す。
スズキのアルトのエアコンフィルターがついている場所は助手席側のグローボックスの裏。
エアコンフィルターを交換するには、このグローボックスを取り外す所からはじめます。
グローボックスには左右に爪が2か所ついているので、2つの爪を手前に持ってくることで簡単に外すことができます。
そして、支点となるグローボックスの下の部分を取り外すとグローボックスを外すことができます。
2.エアコンユニットのフィルターカバーを取り外す。
グローボックスを取り外すと、もう目の前にはエアコンユニットが丸見えになっている状態です。
このエアコンユニットにはカバーがついていて、あとはこのカバーを取り外すだけ。
カバーの右側にストッパーになっている部分があるので、そこを押して手前に引けばフィルターカバーを取り外すことができます。
3.エアコンフィルターを交換する
フィルターカバーを取り外すことができれば、エアコンフィルターは丸見え状態です。
でも・・・焦りは禁物。
「エアコンフィルターの向き、エアコンフィルターがついている場所」をしっかり覚えてくださいね。
外した後のエアコンユニットは何の印もありません・・・
(あまり交換していなかったので、エアコンユニットの中がホコリまみれ・・・)
エアコンフィルターを外したけれど、つけ方と向きが分からなくなる原因になります。
間違った付け方をすると、エアコンフィルターの役割が無くなったり、故障の原因になるので注意が必要です。
スマホのカメラで画像を残しておくこともおススメですね。
エアコンフィルターを取り出したら、新しいエアコンフィルターを入れるだけ。
取り出したエアコンフィルターと新しいエアコンフィルターを並べてみて下さい。
「大きさ」と「厚さ」が同じであることを確認します。
エアコンフィルターを入れるときは、エアコンフィルターの向きと、入れた後の角度を確認すればOK.
ほとんどのエアコンフィルターには「UP」という文字がかかれているので向きを合わせるには「UP]の文字を目印に。
後は、真っ直ぐに入っていれば大丈夫です。
4.フィルターカバーとグローボックスを取り付ける。
エアコンフィルターの交換が終われば、あとはフィルターカバーとグローボックスを取り付けて終了です。
フィルターカバーはストッパーの反対に爪がついているので、爪を最初に差し込んでストッパーを止めれば完了。
エアコンフィルターにあたったりして上手くフィルターカバーが付けれないときは、エアコンフィルターが上手く入っていないと思われます。
無理にフィルターカバーを付ける前に、エアコンフィルターの位置や入り方を確認しましょう。
フィルターカバーを取り付けることができれば、グローボックスの取り付けです。
グローボックスも外した手順を反対にするだけ。
支点となる下の部分を差し込み、左右の爪を奥に押し込めばグローボックスの取り付けは完了。
グローボックスの開閉をチェックして動きに問題がなければOKです。
まとめ
・スズキのアルトのエアコンフィルターは大きく分けて3種類ある。
普通の網の目のタイプ、フィルターに炭が混ぜられているもの、フィルターにワサビの成分が混ぜられているもの。
・スズキのアルトのエアコンフィルターの交換方法と手順は簡単。
グローボックスを外して、エアコンユニットカバーを外し、エアコンフィルターを交換すればOK。